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地域の児童保健所(PMI)でガールフレンド達と寛ぐ息子(2010年冬)


なぜ仏は少子化が問題になっていないのかと頻繁に質問されるのでので、パリや大きな都市とその周辺の子育てについて(田舎は少し異なってくると思うので)書きたいと思います。

!cid_785A314D16AF4B85A9C51214AB981CF2@EPSONZEN.jpgまず仏人女性は結婚して家庭に入る(養ってもらう)という考えは一般的には持っていません。日本も若い世代は上の世代に比べてそうだとは思いますが、まだ男性が家族を養い女性が子育てや家事で家庭を守るという考え方が多少ありますよね。仏では基本的に同等、つまり同じように働き家事も子育てもシェアします。例えばもしママの方が仕事が忙しければパパが子供の世話。家事も当たり前のようにします。  

つまり女性が産前の生活を再開したければ子供がいながら可能ということです。なので産休後の復職の保証、子供の預け先も日本に比べれば驚くほどあります。公立の条件のいいところはいつも順番待ちですが、ベビーシッターを2,3家族でシェアすることなども可能です。

しかし私が感じる日仏の差は制度の違いより人々の考え方の違いです。

こちらでは一般的に、母になっても女性個人の生活の方が重要視されています。つまり赤ちゃんを預けて働くなんて!旦那と二人で夜外出するなんて!旅行するなんて、、、、!など姑でも言いません。それが普通なので。

妊婦に対しても周りの視線は非常に暖かく、私も7ヶ月ぐらいまで仕事のため動き回っていましたがどこへ行っても妊婦には皆とても優しく、常に賞賛と励ましの言葉を浴びていて、むしろ今までの人生の中で最も生活しやすかったぐらいでした。

同時期に妊娠中だった日本の友達の経験はそうでもなかったそうで、邪魔者扱いされて交通機関などで席も譲って貰えなかったとなげいていました。

個人差もありますが、妊娠期間の楽しい経験、そして無痛分娩が一般となっているこちらでは、私のような意気地なしで高齢出産の女性にも、もう一人ぐらい機会があれば欲しいなと思わせるぐらいの効果があります。パリは家賃が高いので、もう一部屋子供部屋が持てるかどうかも分かれ目になってきますが。

それから離婚率も出生率に負けないぐらい高い仏ですが、腹違いの兄弟、連れ子、継父母などの問題は少なくとも学校でいじめられるネタになったり、就職に不利になったりすることはありません。そういう事情がある人のほうが多数派といっても過言ではないのではと思います。仏大統領が良い例ですね、、、。

やはり結婚制度が実質上意味をなさないものになってきているからでしょうか。

子供の戸籍には両親が結婚していてもいなくても届け出れば、ちゃんと生みの父母の名前が記載されます。つまり子供を作るのはまず結婚してから!ではないわけでその面でも気軽といっては御幣がありますが、結婚制度が非常に影響力の強い日本と比べれば出生率もつい上がってしまうのではないでしょうか。

最後に数年前の調査によるものですが、カップルの夜の営みの回数も世界で仏は上位でした。たしか3位とか4位。日本は最下位いに近かったと思います。

まあ自己申告なのでどこまでが本当か謎ですが、、、、。























プロフィール

アキコ
(荒井自動車学校 花水校の卒業生)

OR COMMUN http://orcommun.e-monsite.com/
バティック制作 http://works.akikomari.her.jp/

東京の美大で油絵、映像の学校で映画撮影を学んだ後、TVCFの絵コンテやカタログの企画などに従事。
絵画制作、パフォーマンス、楽器演奏などの活動も平行して行う。
タイ、バンコクに2年滞在。バティックの技法を学ぶ。
2006年から仏滞在。
現在はパリで子育てをしながら音楽活動、バティック制作 など。

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